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震災復興支援活動が本格化 建設関連各社技術力生かし対応策 業界団体も提案に本腰...

■題 名 震災復興支援活動が本格化 建設関連各社技術力生かし対応策 業界団体も提案に本腰
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(建設工業)
■概要 . 東日本大震災から半年が経過し、ゼネコンなどの復興支援活動が本格化している。緊急時の避難を想定した街づくりを提案する動きも目立っている。
 清水建設は、分散型電源(マイクログリッド)からの電力供給と一帯への融通をバランスよく行えるスマートシティ計画の必要性をPRしている。停電に強い都市と同時に、形状を工夫することで津波の破壊力を緩和する下水処理場、排水場といった公共インフラの整備を提案している。
 大林組の提案はがれきの分別と有効利用、液状化対策、塩害農地の除塩などがキーワード。津波対策や防潮堤、護岸やプラントなどの耐震化といった提案や沿岸部の津波避難、防災拠点型高架橋などの街づくりに関連した計画提案にも力を注ぐ。放射性物資の拡散防止や除染への対応が求められていることから、汚染土壌の処理やモニタリングなどの提案にも注力している。
 ゼネコンによるがれきの2次処理も動きだした。鹿島JVは6日、石巻ブロックの業務について宮城県と仮契約を締結。がれき処理のポイントは、▽地元雇用▽リサイクル▽運搬計画--の3点。県によると、JVは1日当たり1250人を地元で雇用する計画を提案。がれきはできるだけリサイクルして復興資材として活用する。
 業界として復興支援に取り組もうとする動きも出ている。日本鉄鋼連盟は「東日本大震災からの復旧・復興に向けた提案」として、浮体式海洋構造物(メガフロート)など鉄鍋業界各社の減災に役立つ技術・工法をまとめ、情報提供に乗り出した。
 プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)は、PC構造の人工地盤の普及に力を入れている。被災地は平地の確保が難しいことから、強度を確保した上で、1階を生産施設、2階を住宅用地として利用できるメリットを紹介している。
■タグ 建設工業 建設会社 清水建設 分散型電源 マイクログリッド スマートシティ 大林組 がれき分別 液状化対策 塩害農地 塩分除去・除塩 放射性物資 拡散防止 除染 汚染土壌 モニタリング がれき処理 鹿島 雇用 リサイクル 日本鉄鋼連盟 浮体式海洋構造物 メガフロート プレストレスト・コンクリート建設業協会 PC建協 PC構造 人工地盤
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■管理番号 No.01978


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